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「わたしの世界」 本の紹介
最初は、自分の世界観や人との向き合い方がみんなとちがうけど、普通ってなんだ?よくわかんないなぁ~フワフワ~と終わらせていました。
しかし、人と向き合い深く関わるようになると
自分の感覚的なことを伝えることができない歯がゆさ。うまく言葉にできないので相手に伝わらず、勘違いや齟齬が生まれていきました。
そうして知らない間に相手を傷つけたり、突き放されたり、自分も傷ついた経験があります。
そんな経験から、本当の自分は誰かを傷つけてしまう、受け入れられない存在なんだと思い込むようになり、
『きっといつか普通になれるはず』『苦しくなるならもう自分は何もしない方がいい』『どうせ認められないだろう』と思い込んでいました。
LDSに通って、
私の心は『ありのままを受け入れたい』『表現することから逃げずに誰かに自分を伝えてつながりたい』『怖いけど自分を認識してほしい』という願いを叫んでいることに気づきました。
自分の本を作ることによって、まずは自分の表現したいという願いを叶えることができた充実感と、自分の大切にしていることを外に出すことができたという達成感がありました。
本を見た人からは、「さやがいることで自分の好きが正当化される気がする、自分は自分でいいんだと思えた」「心があったかくなった」という声をもらいました。
自分が自分であることで、誰かに勇気や力、癒しを与えることができたという喜びと、それを上回る驚きがありました。
この本を人に見せることは怖いし不安だけれど、それを積み重ねて人から様々な反応をもらうことで、
私は少しずつ自分を受け入れることができていると感じます。そしてこの自分だからこそ何かできることはないかと考えています。
私にとって、この本は自分が自分でいられるお守りのようなものです。
一時期の私のように、自分に自身が持てない人や、想いを表現したいという人にお守りのようなものがあったらいいな、力になりたい!
ポストカードのサービスを提供したい!
と思ったきっかけになった大切な本です。